プレスリリース

英国と日本、有機畜産物・畜産加工品の相互承認(有機同等性)を開始

英国で有機食品として認証を受けた英国産のチーズやベーコン、ミルクチョコレートなどが2026年4月より、日本市場でも「オーガニック」として販売できるようになりました

英国政府のデイム・アンジェラ・イーグル食料安全保障担当大臣は2026年4月1日、英国と日本が有機畜産物および畜産物加工品に関する基準の同等性を正式に相互承認したことを発表しました。今回の合意により、英国ですでに認証を受けている有機チーズやバター、ベーコンなどの畜産物、さらに有機ミルクチョコレートやビスケットといった畜産加工品が、追加の有機JAS認証なしで、日本市場で「オーガニック」として販売できるようになりました。

今回の合意は、2022年の有機農産物、2025年10月の有機酒類に関する相互承認に続くものです。両国の有機認証を同等のものとして取り扱う「有機同等性」の実現は、英国政府が重点的に取り組んできた市場アクセス分野の重要課題の一つであり、業界の試算では、年間数百万ポンド規模の追加的な輸出拡大につながる可能性があるとされています。両国間では、輸出時に必要とされていた煩雑な手続きや関連コストが大幅に削減されます。

日英間ではすでに、有機食品が活発に取引されています。英国産の紅茶、果汁飲料、穀物、ソース類、シロップなどは日本で人気を博しており、日本産の醤油、麺類、緑茶などは英国で親しまれています。英国の有機市場は成長を続けており、2025年には小売市場規模が前年比4.2%増の39億ポンドに達しました。英国産の有機食品はEU、スイス、米国、韓国などにも輸出されています。

日本は2023年時点で約14億ポンドの規模を有する、アジア第2位の有機市場であり、日本政府による有機食品に対する生産・消費促進政策を背景に急速に成長しています。

デイム・アンジェラ・イーグル食料安全保障担当大臣のコメント

「ウェールズ産の有機チーズから世界に誇る英国産の有機牛肉まで、英国の農家と生産者は品質において最高水準を誇っています。今回の合意は貿易の障壁を取り除き、世界最高水準の有機食品を求める日本の消費者に扉を開くものです。」

ウェールズ有機乳製品協同組合(Calon Wen)事業開発・営業マネージャー、スチュアート・マクナリー氏のコメント

「今回の合意は、ウェールズ有機乳製品協同組合にとって、また英国の有機産業全体にとって非常に歓迎すべき前進です。日本との同等性合意により、これまで参入できなかった有機製品の大型取引の機会にも挑戦できるようになります。家族経営農家を支え、ウェールズ産有機乳製品の国際的評価をさらに高める重要な一歩です。」

編集者向け注釈

  • 本合意は、日英間の既存の有機同等性枠組みを拡張し、有機畜産物を初めて対象に含めるもので、2026年4月1日に発効しました。
  • 対象製品には、牛肉、羊肉、豚肉、鶏肉などの有機畜産物、生ベーコン・ソーセージ・ハムなどの加工肉製品、バター、チーズ、ヨーグルト、脱脂粉乳、加工卵、さらにペットフードなどの動物性原料を含む加工食品が含まれます。

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公開日:1 4月 2026
最終更新日:7 4月 2026 show all updates
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